おっ、今日はのっているなぁ!
おっ、今日はのっているなぁ。
「ギャ~オ、ギャ~お、おっ、今日はのっているなぁ。」
きみ、乗っているじゃないか、音、好きなんだ。
踊っていたよ、
え、何かいいましたか、声が小ちゃくて。
僕の声は聞こえているのかなぁ。
うん、音は好きか、君の体ははずんでいたよ。
えっ、ぼ、僕、踊っていましたか?
ぼくは、ミヤーと言います。
この音に、ひっぱられちゃうと、僕の心の底に潜んでいた
6感が呼び起こさちまった。今はとめどもなく、動いちゃった。
「おっ、ひっぱられちゃったか?」
いいこと言うじゃないか、うん、いいな。
僕は、勝手に入ってきちゃった。
ごめんなさい。入ってくる気はなかったんだ。
好きなものを見るという、恐怖心や不安が同居しあって。
もう、こうなったら僕ひとりでは、止めることもできないんだ。
ぼくは、この世の中にはつまらないものばかりと、考えていた。
心や体がドキドキと、弾む心をとめることもできず。体が動ちまった。
みんな、お子ちゃまが入場です。
「君もやってみなよ、ダメ、ダメ、僕なんか?」
大丈夫さ、それをやってから言うのさ。
音楽の音と、人の叫び声で音があっちこっちに飛びぬけているんだ。
ものすごい力であたりにぶつかり。音が最高点にたっしたかと思うと。
また誰かのかけ声が響き、さらに音は大きな高波となって襲ってくるんだ。
苦しいほどの高まりが僕の体が、脈動感あふれる思いで、体が動きだすんだ。
僕がつくってみた曲なんだ。
キター片手にやってごらん。音が出るから、たたいてごらん。
ビーイイーン、おー、や。
いいぞ、いけてるぞ!
音楽が好きで集まってきたんだ。
やめろと言われても。
止められない。この子も音楽通だ。
音が好きなのが、また一人ふえちゃった。
いってみよう、音がつづく限り。(笑)