さあ、いこうよ、いこうよ!
「ぼく、まだ寝てないよ」
「寝ない、寝ない、まだ6時になないじゃないか。」
ああ、おまえなんか嫌いだなぁ。
ぼくは、お風呂に入らないたら、はいらないよ。
「みーくん、隣でなにをしているの。
お母さん、おじゃまします。
私もね。僕も!」
これからが、一番おもしろくなってくる。
それは、いったいなんのこと、ミー君?
足をふかないで入ってくる、なんで、ミーくんしょうがないね。
あの恐ろしい夜のできごとの、どんな小さい節ぶしでも。
いとおしく思いだすのでした。
「あかりを消して、かくれろ、早く。」
小悪なものを考える時に?
ひとりの悪い遊び方をめぐらかす。
一人はカーテンのうら。
他のものは物置、ハタハタ別のものを、ベットの下へと。
これからどうするんで。
「ねぇ、きみ、やり方を教えてよ。」
きまりごとなんかないんだ。
天下自在にものごとをすすめていく。
「ただ気持ちのいい、すてきなことを考えればいいんだよ。」
君、とても速くやっちゃうもの。
一度ゆっくりやってくんない。
連いていくだけで大変だ。
「なぜ外にいかないの?」
きた、きた、ヒューンくん。
子ども部屋に、母親がかけこんでいった時、もう遅かった。
「お母さん、ぼく、お母さんがすき!」
すてきな星空でも、見ておいでよ!(笑い)
さあ、いこうよ、いこうよ!