母の思いが僕に遥かな希望勇気くれる
母の最後が劇的な別れとなったが
この母の思いが遥かな見知らぬ異国の空に
別の人として生まれ変わっている。
人の意思の
思いがどんなに不幸な環境だって!
やさしい思いがあれば!
幸せな世界が向こうからやってくる。
自然の中から女性の一言の言葉が聞こえてくる。
この本の少しの音が!
錯覚かと!
耳を疑ったが
確かに。
言葉になって!
山の谷間からほんの少しの囁きだけど!
山びこの様に一言二言と二重にも三重にも
重なりあって音のハーモニを出して
言葉がささやき放つ。
この微かな言葉は以前にも聞いたことがある
記憶の奥底に感じたもの!
この感じは手で触れる事のできないが。
何か?
なつかしい思いが!
知らず知らずの内に
目の一粒の滴が溢れ出す!
母のやさしい思いが人の気持ちを借りて
僕の前に現れて
新たな明日に続く
そして愛と希望とに膨れあがる。